2011-12-26

Must Pad Combo Vol.2レポート&謝辞



2011年12月23日。
club BASE(福岡)で開催されたMust Pad Combo Vol.2にて再びILL THE ESSENCEが、今度はゲストとして出演。




BASEの物販ではFREEZ氏のストリートソロアルバムと並んで、"20111223BEAT TAPE"を数量限定発売。
ちなみに近日中に極少量ですが、BASEのweb shopにて取り扱いされるようです。

今回は最長となる40分のLIVE SETで挑んだのですが、直前になって機材トラブルが発生。
現地入りも大幅に遅れ、結局リハーサルもできない状態のままイベントがスタート。

機材の進化は、携帯性、現場での音の再現など様々な恩恵を齎してくれましたが、比例して機材トラブルの脅威も増しています。
現場で電源が飛ぶならまだしも、音源のデータが消えてしまうという恐怖もつきまとい、DJさえもリハーサルを強いられる時代。
常に対処できるように準備もしておく必要がありますね。

SP-404は電池駆動も可能ということで、なんとか裏でリハーサルを終え、向かえた本番。
4月に熊本のLIVEで行ったLIVE a EPの音源からLIVEはスタート。

LHW?のKuroyagiをフィーチャーした"お茶motherfuckin'会"、Soundcloudにて公開しているトラック、Sunrise Choirに提供した"Dot's Elements"やBun、Daisuke TanabeらによるCloudStussy Make Beats Contestへ送り込んだ楽曲など、2011年に生み出したトラックを余すところなくフロアにドロップ。
ILL THE ESSENCEもブースで暴れるように動き回りオーディエンスを煽り、フロアは一気に熱を帯びていきました。





上記の動画はLIVEのダイジェスト版。
ダイジェストと言っても15分程度で楽曲を十分に楽しめるはずです。
※これでも収録されなかったパフォーマンスがあります。

また、LIVE終盤ではUrban Sampler Session #6から宣言どおりFl Che PacinoとRyuei Kotogeの楽曲をかけ、テンションは最高潮へ。
途中からLIVEを控えたleeがSide MCとして華を添えていましたが、ILL THE ESSENCEの機転により、Ryuei Kotogeのトラックでleeがフリースタイルという即興が!

まさにセッション。
この瞬間、USSの理想としていた形が現実のものに。

USSはその名のとおりサンプラーによるセッションでビートメイクスキルを切磋琢磨することを目的としていますが、BTR内では最終的には集まったトラックとラッパーとのセッションをUSSの完成形として持っていきたいという考えを持っていました。
諸事情によりそのステップまでは辿り着けず、USSの定期開催終了となってしまったのですが、leeとILL THE ESSENCE、蜜月を重ねた二人によっていとも簡単に、そして最高の形で実現しました。





上記の動画はLIVE終盤をそのままお届け。
おまけとしてleeがアルバムにも収録されているILL THE ESSENCEプロデュースの曲のLIVEも収録。


このイベントを実施するにあたり様々な事情により断念したことがありました。
しかし、オーガナイザーのさんどろん君をはじめ、BASEのスタッフの尽力により素晴らしいイベントになったと思っています。

Big Up!!! Club BASE!!!

そしてUSSの主旨に賛同し、盛り上げてくれた全国のトラックメイカーの皆様にも深い感謝を。
おかげさまで今年一年を振り返り、Beat Train Recordingsにとって躍進の年になったと感じています。

2012年は今年以上に大きなことを仕掛けていくつもりでおりますので、引き続きご支援いただければ幸いです。

2012年が皆様にとっても我々にとっても最良の年になることを願っています。

それでは、良いお年を!


2011/12/26 Beat Train Recordings Staff一同




0 comment:

コメントを投稿